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平成28年3月名張A群移動地図

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宇陀・名張地域鳥獣害防止広域対策協議会では、各群れのサルの全頭捕獲を実施。
 名張A群では28年3月1日、B群では、同1月10日より全頭捕獲をはじめています。捕獲数は3月10日現在A群は0頭、B群は27頭となっています。サルドコ情報を分析すると、B群では捕獲檻の誘導餌に集中していたと思われる群れが、3月4日頃から危険を察知したのか、大量捕獲檻設置深野周辺を避けて遊動しているように見うけられます。
 動物霊園付近、竜口、西谷、滝谷へと移動しています。4年間ほど出没のなかった矢川周辺にも出没の兆しがあります。
 最近、井出~黒田周辺にハナレザル?の出没が、顕著になったと聞きます。
 B群は総数43頭を確認されていて、捕獲数27頭残りは16頭。 
 (3月20日現在) 深野の檻は3月末までかけているそうです。どのような結果になるかはまだ分かりません。
 サルドコ情報で、『名張B群確認できず』とあるのが気がかりで心配されます。
 犠牲になったサル達のためにも、その死が無駄でなかったことを期待します。
 名張A群は、檻の設置場所、設置時期が悪かったのか、今のところ一頭も捕獲されていません。今後の群れの動向を注視。