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平成26年10月名張A群移動図

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 10月の移動状況は、A・B群共にエリア内を偏ることなく遊動しています。
 しいて言えば、A群は青蓮寺湖周辺、B群は伊賀竜口周辺に多く出没しています。被害の方は、柿の被害が目立つようです。
 柿の「捨て作り」はサルや野鳥の餌付けです。一つ残さず収獲しましょう。

平成26年10月名張B群移動図

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 B群は、後半の一時期を除いて、国道165号線の南側を万遍なく遊動していました。
 食餌傾向は、先月と同様、栽培天然にかかわらず、果実食が中心で、カキは、各地で相当被害があったようです。
 今月も、ヌルデの虫こぶ(アブラムシ)は、各地で食べられていました。

平成26年9月名張A群移動地図

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 AB両群とも、先月のように各地の畑作物を採食というより、栽培、天然の別なく木本性の果実を中心に採食している模様です。カキ、クリについては、相当被害にあっています。各地で道路上に食痕が散乱しています。他には、アケビなどの天然の果実もよく採食しています。また、「ヌルデの虫こぶ」も好んで採食しているようです。
※「ヌルデ」ウルシ科ヌルデ属の落葉高木。ウルシほどではないが、まれにかぶれる人もいる。
※「ヌルデの虫こぶ」
 ヌルデには「ヌルデシロアブラムシ」が寄生し、大きな虫こぶを作ることがある。

平成26年9月名張B群移動地図

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 B群は国道165線の南側を遊動していた模様です。

平成26年8月名張A群移動地図

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 A群は、つつじが丘団地の周辺部や農村集落でも家庭菜園等が多く存在する食餌資源の豊富な地区を中心に遊動しています。ある集落では、3日程滞留した所もあり、相当の被害が発生しています。一部で水稲の被害も発生しています。
 ハナレザルも時々出没していて、特につつじが丘団地に出没が多い。

平成26年8月名張B群移動地図

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 B群は、食餌資源を求めて広く遊動を繰り返しています。今月は、理由は不明ですが、ほとんどを国道165号線の南側で遊動を繰り返していました。

26年7月名張A群移動地図

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A群は、6月の両ダムを中心の遊動から7月に入って集落内の畑作物を狙った遊動に変わってきました。布生、長瀬、下比奈知、上比奈知等で、畑作物に相当被害があった模様です。
3頭程のハナレザルの集団が、つつじが丘で時々出没し、被害が発生しています。

26年7月名張B群移動地図

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 B群は、理由は不明ですが、宇陀川の左岸側、165号線の北西部の集落を遊動していました。したがって、坂之下、鹿高、深野等で畑作物の被害が、発生しています。

 殆どのサル達は採食活動は涼しい朝夕の時間帯に集中して、気温があがる10時頃になると、活動(採食や移動)をやめ比較的涼しいスギ林や雑木林で気温の下がるのを持ちます。
 夏場のかれらの活動は朝夕の涼しい時間帯になっているようです。 
 生活環境を変えることが出来ないかれらの、究極のエコ生活なのかも知れません。
 B群は平坦部を避け、国道165号線より北側(山側)を遊動しているのも暑さ対策かも知れません。

26年6月名張A群移動地図

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 A群は、極短期間を除いてほとんどを青蓮寺湖周辺で遊動。
被害もほとんど発生していないが、一度奈垣でツツジの花弁の採食のため宅地内に侵入したのを確認している。
 神屋、奈垣やつつじヶ丘を誘導している離れザルと思われる集団は引き続き同地域を誘導し、家屋や農作物に被害が発生している。 最近、上比奈知にも5頭以上の集団が出没との情報もあり、同集団かは不明であるが警戒が必要です。

26年6月名張B群移動

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 B群は、自らの遊動域全体を移動している。時々、畑作物などを採食し、被害が発生している。